久々の映画ネタ。何しろ最近まったく映画館には行ってないもんで。この作品もアマゾンプライムで鑑賞。アマプラでは暇さえあれば映画を観てるが、これは良くも悪くも印象に残ったんで取り上げてみることにしました。
原作も売れてそこそこ話題になったし、何と言ってもタイトルが気になって観たいと思っていた作品。ザリガニって鳴くんすか?ノースカロライナ州、アメリカ南東海岸の湿地が舞台と、映画的にも生き物趣味的にもツボなのよ。
良くも悪くも、の悪いほうを先に言うと、主人公にまったく感情移入出来ないところ。何考えてるかわからん。
良い人・悪い人がベタに描かれすぎていて興醒め。とはいえ良い人の代表格、商店主の黒人夫婦はベタすぎるも好きなタイプのキャラではあった。
良いほうは、法廷劇としてはそれなりに緊迫感はあったと思う。
湿地の自然が非常に美しく描かれているところ。カメブログ的に言っておくと、スライダー、もしくはクーターも一瞬登場します。主人公が描いたワニガメ、アカミミガメの絵も。原作者は動物学者でもあり、主人公は物語の過程で湿地の自然を描く画家へとなっていく。
おもに60年代のことが語られるが、ごく個人的な趣味で言うと、この時代、この地域らしい音楽がふんだんに使われていればより良かった。ちなみにエンドロールで流れる曲はテイラー・スイフト。
原作のほうが評判良いようなんで、ちょっと読んでみたいなー、という気もする。
スポンサーサイト